数年前に交通事故で首をやってから、ときどき痛みが再燃して、めまいや頭痛が合併するとのことです。
半年ごとに数回来院されました。
発症のきっかけ
・仕事が忙しい、ストレスがたまっている
・実際に仕事や地域活動、子供関連の集まりなど、多数の場に顔を出している
可動域と痛み
首の回旋:右/左=30/35度→80/70度へと改善
その日は可動域が改善したと思ったが、痛みは特に変わらないと思っていた。翌日に今までない程首が軽くなり、2週間くらいその状態が継続したとのことでした。
施術内容
鍼:曲池、膏肓、天柱、天膠、Th10華佗夾脊穴&頭部への散鍼
手技:頚椎の調整2手
灸:鍼の刺され後の違和感に温灸
その他:
鍼施術にとても怖さを持っていたようでした。
少し背中に指で触れただけで、背中がビクッと反応したりして。鍼のひびき(ズーンと来るのはやはり怖いとおっしゃっていました)
<考察>
むちうちやぎっくり腰のような、急に外力が加わって、ねじれを起こしたようなものは初期治療が結構重要だったりします。
始めは患部をきちんと固定すること。
そしてさらに重要なのが、固定期間を見極めて適切な時期に外すこと、です。
固定をすることで、患部は良くなりますが、長すぎると周辺の組織に影響を及ぼします。
そして二次的に障害が起こります。
この痛みをむちうちと思ってる方が多いのですが、おそらくむちうちの処置後の後遺症であると僕は考えています。
もしくは初期の処置の仕方が悪かったか。
あとは事故にあったことでの心理的な影響もあると思います。
鍼や手技が効いているのは、むちうちが治ったわけでなく、後遺症である筋肉の硬化→血流不足→発痛物質が出る→動きの制限→心理的負担→さらに痛みの出現のようなループができていて、そのループをどこかで断ち切っているからだと思います。
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