今日は病院の漢方セミナーに参加したのですが。
九州から来た先生が、とてつもない知の巨人でした。

歩く図書館みたいな。
なぜか錬金術の話しが入っていたり。
東洋医学の歴史などについて、本当に知ってる人は数少ないんだろうな、と思います。
その前提で記事を書くのもちょっと恥ずかしいのですが、続けます。

さて前回からの続きです。

内科は顕微鏡から始まって。
病院を微生物に求めて。
という話し。

現代病である生活習慣病(高血圧、糖尿病など)、加齢に伴い出るとされるもの(五十肩、脊柱管狭窄症)、うつ病などの精神関係のもの。

これらは病気というよりも、症状と言った方がいいかもしれません。

高血圧=血圧が上がっている状態
糖尿病=血糖値が上がっている状態

五十肩=肩が上がらない状態、痛い
脊柱管狭窄症=背骨が変形して縮んだ状態、痛い

うつ病=何もする気が起きない、無気力な状態

そういった状態を元に戻す作業が治療とされているようです。

血圧を下げる
血糖値を下げる
肩が上がるようにするというより痛みを取る
背骨を手術して戻す、痛みを取る
不安じゃない状態にする

細菌や菌などがそれらを殺すことで、身体から原因を取り去るのに対し、今上げたものは状態を改善するに過ぎません。

なぜ血圧が上がるのか、なぜ血糖値が上がるのか。
それがどういう作用をもたらすか、本当に悪いことなのか。
痛みを取ることが原因を取り去ることなのか。
不安の原因は何なのか。

状態を変えるということと、原因を探すということが刷りかえられているような気がします。

さて、これを前提に個別の治療・薬について検討したいと思います。