施術者紹介
千葉県我孫子市出身
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師、
理学療法士
<経歴>
・東京都立保健科学大学
(現首都大学東京)理学療法学科卒
・東洋鍼灸専門学校鍼灸あんま科夜間部卒
・北里大学東洋医学総合研究所鍼灸研修生
私が医療業界を意識し始めたのは20歳の冬からでした。
大学生活の傍らやっていた警備員のアルバイトを辞めて、新しいアルバイトを探していました。
同級生が病院でアルバイトをしていたのは知っていましたが、ちょうど先輩が卒業するということで、私がうまく後釜に入ることができました。
仕事は看護助手で、患者さんのお膳の上げ下げや事務仕事や面会への応対などが主な仕事でした。
ただ1つ変わっていたのは、診療科が精神科だったことです。
それから大学4年生までこのアルバイトを続けました。
何よりもちょっと特殊な状態の人間の中に身を置いていて、机上の学問の世界では得られない人間への関心が生まれたからです。
(大学では社会学を専攻してましたが、机上の理論ばかりで、1年生の時点で授業からは大体足が遠のくようになりました)。
今のように心療内科などがなく、一般の人にはなじみのない世界でした。
ただ入院している患者さんと話しをしていると、別に普通の人とは特別変わりがない人ばかりでした。
ちょっと優しすぎて、繊細な人が多いところも、当時人見知りを気にしていた私には大きく共感するところがあったのです。
ただ1つ違ったのは、突然暴れだしたり、自分を傷つけようとしたり、現実世界とは思えない妄想を話し出したり、目がドローっとしていたり、そんな所がちょっと特徴的なところでした。
さて、卒業してから就職はしたものの、この時の経験はその後の人生に影響を与えたのです。
就職後、この時の経験やその他の理由により、医療系の道を踏み出すことになり、退職して理学療法士の養成校に入学しました。
卒業後地方の急性期病院に就職しました。患者さんの出入りが激しかったので、5年間で大体一通りの症例を見ることができました。
急性期での関わりで、腰痛・肩こりなどの病気とまでは言い切れない症状を取りきれないことや様々な理由があり、夜間への鍼灸学校への入学を決めて、それと同時に在宅・慢性期への職場へと転職していきました。
慢性期で働き出していろいろなことに気付き始めました。
その中で大きなことの1つに、病気の高齢の方(中年層も含む)が多量の薬を飲んでいたということです。
そして薬が変わった・増えたなどと話しを聞いたりすることがありました。その患者さんは目がドローっとして妄想のような話しをしていたりしたのです。
あれ、どこかで見たような。そうそう学生時代の精神科のアルバイトの患者さんと全く同じ状態でした。
この頃から病気と薬の関係についていろいろ考えるようになりました。
病気の人以外でもっとも薬を飲む機会が多い人は。頭痛・生理痛に悩み市販薬を飲む女性です。医療系の職場にも結構服用している人はいました。
特に多いのは、30~40代辺りの境目の方々や閉経で更年期を迎えるような方々です。
若い方は出産を控えた大事な身体です。
更年期の方は閉経とともに、身体の変化が起こってくるころで大事な時期です。
私自身、仕事で出世のことや自己評価のことや交友恋愛関係などで苦しみお酒ばかり飲んでいたことがあります。たばこの量も増えていました(現在は止めています)
結果として、歯を一本失うことになったり、信頼していた人に裏切られたことがあります。
こんなときに状態を加速化するのが、お酒や薬やタバコなど、手軽に手に入る依存性のものです。
薬などを使わず、未来の良い身体作りを支援すること。これが当院の理念です。
何でもそうですが、独りで何かをすることは難しいことです。
私もいろいろな方の助力で今日があるように、私の手助けを必要としている人を探すことが私の使命かな、と最近感じています。
<保有資格>
・理学療法士(厚生労働大臣認可 登録番号43513号)
・はり師 (厚生労働大臣認可 登録番号154400号)
・きゅう師 (厚生労働大臣認可 登録番号154130号)
・あん摩マッサージ指圧師(厚生労働大臣認可134068号)
・介護支援専門員(東京都 130900751号)
<2011年ネパールで参加したボランティア巡回施術「テレビ朝日:報道発ドキュメンタリー宣言」で放送されました。>
【5:21】からよもぎの会畑先生の施術を補助しているのが当院院長です。
院長は3年間(1年に1回)こちらの巡回施術に参加しました。
(注)太く長い針をここで用いているのは、ネパール人の肌質に対応しているため、麻痺のための強い刺激が必要だったためと考えます
(日本人はやはり細やかなので、ここまではなかなかしません)。
<趣味など>
クラブ活動(柔道部→ラグビー部→探検部)
今までやってきて時間が出来たらまたやりたいことは、沢登りやラフティング・カヌー、サルサ(というかダンス)。
老後にやりたいことは将棋・囲碁(将棋は時々見てます)
今興味があるのは、人の身体について。運動神経が悪いと言われる人が誰でも良くなる方法、病気の人でも動ける方法、食事と運動だけで内科の病気・症状が改善する方法などを追求していきたいです。
読書は推理・ミステリー関係を読んでいる時間が、すべてを忘れられる時間です。(探偵になりたいとアルバムに書くホームズ好きの子供でした)